カードを取り付ける前に、コンピュータの電源をオフにし、電源ケーブルを抜いてください。ホットプラグはサポートされていません。
コンピュータ本体が十分に冷えるのを待ってから、取り付けを行ってください。
PCIeカードの取り付け方法は、お使いのコンピュータの技術マニュアルをご参照ください。
静電放電(ESD)は、本製品に深刻な損傷を与える可能性があります。カードを取り付ける際は、以下の静電気防止策に従ってください。
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静電気防止用リストバンドを手首に着用し、接地コードをコンピュータのシャーシの塗装されていない面に接続します。静電防止効果を適切に得るため、リストバンドは肌に密着するように着用してください。
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PCIeNXカードは、使用するまで静電気防止袋に入れておいてください。
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カードを取り出す際は、カードの端またはフロントパネルのみに触れるようにして取り扱い、構成部品には触れないようにご注意ください。
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PCIeエッジコネクタの接点には触れないでください。
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静電気防止用リストバンドをお持ちでない場合は、カードに触れる前に、必ずコンピュータのシャーシの塗装されていない面に触れてください。
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取り付け中は、カーペット敷きの床を歩かないようにご注意ください。
RedNetシステムに必要なすべてのソフトウェアは、Focusriteウェブサイトからダウンロードできます: focusrite.com/register
RedNet機能の設定はRedNet Controlで行い、ルーティング設定はDante Controllerで変更します。
Dante Controllerは、こちらからダウンロード可能です: audinate.comアプリケーションのダウンロードとインストールには、ユーザー登録が必要です。
RedNet機器に付属の製品登録カードには、製品登録時に必要となる認証コードが記載されています。
カードの指示に従い製品を登録し、RedNet Control 2および関連ソフトウェアをダウンロードします。
ダウンロード完了後、RedNet Control 2アプリケーションをインストールします。画面の指示に従いインストールを完了します。
RedNet Controlは、こちらのURLから常にダウンロード可能となっています: downloads.focusrite.com/focusrite-pro
RedNetシステムの電源投入は、以下の手順で行うことを推奨します。
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ギガビットスイッチの電源を投入します。
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ネットワークに接続されたRedNet機器の電源を投入します。
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ホストコンピュータの電源を投入します。
コンピュータが起動したら、RedNet Control 2アプリケーションを開きます。
Danteシステムのすべてのイーサネット接続には、CAT 6 STPケーブルを使用することを推奨します。
注記
は、コントロールデータをリモートのRedNet I/O機器に送信できる「仮想」イーサネットポートを備えます。従って、コンピュータの他のネットワークポートをDanteネットワークに接続する必要はありません。
以下のセットアップは、1台のギガビットネットワークスイッチのみを必要とします。
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プライマリ カードのポートをギガビットスイッチに接続します。
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RedNet I/Oインターフェースのイーサネットポートをギガビットスイッチのポートに接続します。
RedNet機器のプライマリポートとセカンダリポートを使用して、冗長ネットワークを構築できます。プライマリネットワークに障害が発生した場合、オーディオ伝送がセカンダリネットワークにシームレスに切り替わります。こうした冗長システムは、ライブや放送の現場で頻繁に使用されるセットアップです。
冗長ネットワークを構築するには、最低2台のネットワークスイッチが必要です。
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カードのプライマリポートをプライマリネットワークスイッチに接続します。
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カードのセカンダリポートをセカンダリネットワークスイッチに接続します。
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お使いのDante機器のプライマリおよびセカンダリポートを、各機器のプライマリおよびセカンダリネットワークスイッチにそれぞれ接続します。
注記
プライマリスイッチとセカンダリスイッチは直接接続しないでください。