すべてのデジタルオーディオ・システムは、システム内でオーディオが伝送される際に必ず遅延が生じ、その遅延は「レイテンシー」と呼ばれています。実際にレイテンシーが問題となるのは、遅延が大きく異なるシステムからの信号がミックスされる場合です。が使用するDanteプロトコルはレイテンシーが非常に低いため、一般的なレコーディング方法でDAWとソースのマルチチャンネル・オーディオ伝送やモニタリングを行う場合、レイテンシーが問題になることはありません。
システムの実際のレイテンシーは、コンピュータのCPU性能やネットワークスイッチの台数、使用するスイッチのメーカー/モデル、ネットワークトポロジーなど、様々な要因によって決まります。
の代わりにDante Virtual Soundcardを使用する場合は、コンピュータの処理時間が追加で必要となります。