Scarlettは、ASIO(Windows)およびCore Audio(macOS)に対応するDAWで使用できます。
以下では、主要なDAWでScarlettをセットアップしレコーディングを開始するための手順を紹介します。より詳しい情報は、お使いのDAWのユーザーガイドをご参照ください。
コンピュータに以下で解説するDAWがインストールされていない場合は、Scarlett付属のAbleton Live LiteおよびPro Tools Artistをご利用ください。これらのDAWはイージースタートまたはFocusriteアカウントからダウンロード可能です。
ヒント
DAWとは?
DAW(デジタルオーディオワークステーション)とは、音楽のレコーディング、アレンジ、制作を行うためのソフトウェア全般を指す用語です。
Ableton Liveのセットアップ手順は、以下の通りです:
Windows
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コンピュータにインストールされているAbleton Liveを起動します。
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> を選択します。
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環境設定ウインドウの左側の項目からAudioタブを選択します。
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ドライバタイプで を、オーディオデバイスで を選択します。
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をクリックします。
次の手順では、インターフェースのすべての入力をAbleton Liveの入力チャンネルとして表示させるための設定を行います。
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モノおよびステレオ入力の各項目をクリックして選択します。ここで選択した項目が、Liveの入力チャンネルとして選択可能になります。
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OKをクリックします。
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Scarlett 4i4から複数チャンネルを出力したい場合は、出力設定で同様の設定を行います。
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環境設定ウインドウを閉じます。
Mac
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-
コンピュータにインストールされているAbleton Liveを起動します。
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メニューバーのLiveをクリックします。
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設定...をクリックします。
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環境設定ウインドウの左側の項目からAudioタブを選択します。
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オーディオ入力デバイスおよびオーディオ出力デバイスでScarlett 4i4 4th Genを選択します。
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入力設定をクリックします。
次の手順では、インターフェースのすべての入力をAbleton Liveの入力チャンネルとして表示させるための設定を行います。
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モノおよびステレオ入力の各項目をクリックして選択します。ここで選択した項目が、Liveの入力チャンネルとして選択可能になります。これにより、最大sixチャンネルの入力がLiveに表示されます。
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OKをクリックします。
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Scarlett 4i4から複数チャンネルを出力したい場合は、出力設定で同様の設定を行います。
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環境設定ウインドウを閉じます。
Ableton Liveで録音する
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Ableton Liveのメインウインドウでオーディオトラックをクリックします。Liveには2種類のビュー(セッションビューおよびアレンジメントビュー)があります。下のスクリーンショットは、各ビューでオーディオトラックを選択した様子を示しています。
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Audio FromのドロップダウンメニューからExt. Inを選択し、入力チャンネルをインターフェースで使用する入力(1など)に設定します。
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MonitorでAutoを選択します。
これによりScarlettから入力される信号を聴くことができます。
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トラック下部のアームボタンをクリックします。トラックアームが赤く点灯し、アームが有効になったことを示します。
Scarlettへ信号が入力されると、Ableton Liveの入力メーターが反応します。
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録音の準備ができたら、トランスポートバーの ⏺ をクリックします。
Logic ProおよびGarageBandのセットアップ手順は以下の通りです:
ステップバイステップの手順:
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コンピュータにインストールされているLogic ProまたはGarageBandを起動します。
ダイアログが表示された場合は、 を選択するか、テンプレートを選択します。 -
トラックのタイプを選択ウインドウで を選択します。
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入力を に設定します。
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Logic Pro:入力モニタリングと録音を可能にするのチェックボックスを選択します。
GarageBand:演奏や録音中に自分の音源の音を聴くのチェックボックスを選択します。
これによりScarlettから入力される信号を聴くことができます。
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作成をクリックします。
ロジックプロ
ガレージバンド
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録音の準備ができたら、Logic/GarageBandの録音ボタンをクリックします。
Pro Toolsのセットアップ手順は、以下の通りです:
Windows および macOS 向けのビデオ説明
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Scarlett を Pro Tool のオーディオ デバイスとして設定する:
ウィンドウズ:
macOS:
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Pro Tools のトラックに録音する:
MacおよびWindows
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コンピュータにインストールされているPro Toolsを起動します。
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メニューから
> を選択します。 -
プレイバックエンジンのドロップダウンメニューで (Windows)またはScarlett 4i4 4th Genを選択します。
ウィンドウズ
マック
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メニューから
> を選択します。 -
必要なトラック数を入力し、トラックのタイプで
を選択します。 -
をクリックします。
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トラックのレコードアームボタンおよびインプットモニターボタンをクリックします。
これによりScarlettから入力される信号を聴くことができます。
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Pro Toolsウインドウ上部の録音ボタンをクリックすると、ボタンが赤く点灯します。
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再生ボタンを押すと、録音が開始されます。
Reaperのセットアップ手順は、以下の通りです:
Windows
Scarlett を Reaper のオーディオ デバイスとして設定する: |
Reaper のトラックに録音する: |
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コンピュータにインストールされているReaperを起動します。
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オーディオデバイスドライバーの選択を促すポップアップウインドウが表示された場合は、Yesをクリックします。
ポップアップウインドウが表示されなかった場合は、メニューからOptions > Preferences > Deviceを選択します。
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Audio device settingsが表示されます。
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OKをクリックします。
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トップメニューからTrack > Insert New Trackを選択します。
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赤色の録音アームボタンをクリックします。
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Input 1ボックスをクリックし、Scarlett 4i4の入力を選択します。
-
録音の準備ができたら、ウインドウ下部の録音ボタンをクリックします。
Mac
Scarlett を Reaper のオーディオ デバイスとして設定する: |
Reaper のトラックに録音する: |
-
コンピュータにインストールされているReaperを起動します。
-
オーディオデバイスドライバーの選択を促すポップアップウインドウが表示された場合は、Yesをクリックします。
ポップアップウインドウが表示されなかった場合は、メニューからOptions > Settings > Deviceを選択します。
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Audio DeviceドロップダウンメニューでScarlett 4i4を選択します。
-
OKをクリックします。
-
トップメニューからTrack > Insert New Trackを選択します。
-
赤色の録音アームボタンをクリックします。
-
Input 1ボックスをクリックし、Scarlett 4i4の入力を選択します。
-
録音の準備ができたら、ウインドウ下部の録音ボタンをクリックします。
FL Studioのセットアップ手順は、以下の通りです:
Windows および macOS 向けのビデオ説明
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Scarlett を FL Studio のオーディオ デバイスとして設定する:
ウィンドウズ:
macOS:
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FL Studio でトラックに録音する:
MacおよびWindows
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コンピュータにインストールされているFL Studioを起動します。
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Options > Audio Settingsを選択します。
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Input / outputセクションのDeviceドロップダウンメニューでScarlett 4i4 4th Gen(Windowsでは )を選択します。
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Settingsウインドウを閉じます。
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Mixerウインドウを開き、録音したいトラックのインサートを選択します。
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(none)となっている外部入力のドロップダウンメニューにて、使用するインターフェース入力を選択します。例:モノラル入力の場合Input 1、ステレオ入力の場合Input 1 - Input 2を選択。
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トランスポートセクションの録音ボタンをクリックします。
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録音の準備ができたら、トランスポートセクションの再生ボタンをクリックします。
Windows
Scarlett を Cubase のオーディオ デバイスとして設定する: |
Cubase のトラックに録音する: |
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コンピュータにインストールされているCubaseを起動します。
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トップメニューから
> を選択します。 -
ウインドウ左側の項目から、
を選択します。 -
ASIOドライバーポップアップメニューで を選択します。
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をクリックします。
-
MixConsole内を右クリックします。
-
をクリックします。
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トラックタイプを に設定し、オーディオ入力をお使いのインターフェースの入力チャンネルに設定します。
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をクリックします。
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録音したいCubaseのチャンネルで録音可能ボタンとモニタリングボタン(オフ)をクリックすると、録音が有効になると同時に入力信号のモニタリングが有効になります。(オン)。
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トランスポートパネルで録音ボタンをクリックすると、録音が開始されます。
Mac
Scarlett を Cubase のオーディオ デバイスとして設定する: |
Cubase のトラックに録音する: |
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コンピュータにインストールされているCubaseを起動します。
-
トップメニューから
> を選択します。 -
ASIOドライバーをScarlett 4i4 4th Genに選択します。
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切り替えをクリックします。
-
をクリックします。
-
MixConsole内を右クリックします。
-
をクリックします。
-
トラックタイプをオーディオ入力をお使いのインターフェースの入力チャンネルに設定します。
に設定し、 -
をクリックします。
-
録音したいCubaseのチャンネルで録音可能ボタンとモニタリングボタン(オフ)をクリックすると、録音が有効になると同時に入力信号のモニタリングが有効になります。(オン)。
-
トランスポートパネルで録音ボタンをクリックすると、録音が開始されます。